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秘密の香り
第14章 秘密の空間
ベッドの中で穏やかな時を刻み
火照っていた身体はやっと静けさを取り戻した

うつ伏せになり肘をついて上半身を起こし
圭吾さんを見つめると
圭吾さんは枕もとに手を伸ばし
間接照明を少しだけつけてくれた


柔らかな灯りの中で見つめ合う


「おいで…」


圭吾さんに優しく頰を撫でられる


私は首を横に振った


「どうして…?」

クスッと笑いながら言われ
私も思わず笑ってしまう…


「せっかく落ち着いたから…」


「何が…?」


「それは…」


圭吾さんをにらみつける…


「ごめん…」


仰向けに押し倒され
圭吾さんが真顔になり
ふたりの距離がとても近くなる


「やっぱり見たいな…」


「え…っ…」


「桃香ちゃんの…感じているかわいい姿…」


顔が赤くなっているだろう
身体も熱さを取り戻し
私は圭吾さんの背中に腕を回した


とめどなく溢れでる泉のように
秘部が濡れていくのが分かった


キスをしながらお互いのバスローブを脱がし合い
体温を直に感じて甘い吐息が漏れると

圭吾さんの熱くそそり立ったペニスは
さらに硬さを増していき私の太ももの内側にあたり
先端から溢れでた精液の感触が私をさらに興奮させる


耳を舐められ背中がぞくぞくとした…


「はぁ…んっ…」


圭吾さんは執拗に耳を責めてきた…


早く…

はやく…


沢山…


舐めてほしい…


濡れたアソコを…
淫らに舐めまわされたい…


そんな言葉が自分の中で湧き出たことに驚いた


腰をくねらせ圭吾さんにねだる…


お願い…気付いて…


「可愛いよ…桃香ちゃん…」


耳もとでささやかれ
さらに感じてしまった…。































































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