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秘密の香り
第15章 秘密の毒
沙穂との待ち合わせ場所に向かいながら
圭吾さんとのことを
どう話すべきか…

そればかり考えていた



待ち合わせのカフェに到着し
私は席について
メニューに視線を落とす…


「桃香!」

沙穂の元気な声

いつもの笑顔


「ごめんね、お待たせ」
コートを脱ぎながら席についた


「ううん、私も来たばかり」


ランチメニューをオーダーし
ドリンクが運ばれてくると



沙穂のほうから
話始めてくれた…


「ねぇ…美香さんがさ…」

その名前を聞くと
胸がチクリと傷んだ


「圭吾さんが桃香のこと…彼女だって言ったって…そんた話聞いてさ…」


美香さんは
智也さんから…
私が結婚していることを聞いたらしい


「でね…詳しいことは…よく分からないんだけど…」


沙穂の話を聞いて
息が止まりそうになった…


圭吾さんが院長を務めるクリニックには
オーナーがいること

人妻と不倫していると
美香さんからオーナーへ話が伝わり
圭吾さんの立場が危ういこと…


私は何も言えなかった…


美味しそうな
サラダとスープが運ばれてきた


「お腹空いたし…食べよ?」


やがて
メインのパスタがテーブルを彩り


少し
心が軽くなった


























































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