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あなたの面影
第6章 雨が降る金曜の夜
引き寄せられるようにそのまま唇を重ねる。

私は自分から口を開き、受け入れていた。
上唇を吸う名執さんの下唇を吸った。
蕩けるようなキスをして、体を引き寄せあう。

そのままシャツを脱がされ、カットソーもたくしあげられて、ふわふわと胸を揉まれる。
優しい手つきは私の弱った心を慰めるように感じた。

「駄目……お風呂……」
「悪いな。もう俺、止まんないから……」

カットソーを完全に剥ぎ取られ、ブラジャーも外されて乳首を強く吸われる。

「はんっ……」

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