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あなたの面影
第6章 雨が降る金曜の夜
グリグリと押し込むように舌が入ってくる。
芯のない柔らかなそれは甘くてムズムズする愉悦を与えてくれる。

「んぁああっ!!」

気持ちいいっ!!
蕩けるように甘くて……

奥の方がきゅんきゅんしてるっ……

「はぁあっ!! も、もうっ……おかしくなっちゃうっ!! 名執さんっ!!」
「一仁って呼べって言ってるだろ?」
「か、一仁さんっ!! そこっ……おかしくなっちゃうから、やめっ!! やぁあっ!!」

指まで挿れられ、拡げられ、柔らかい舌が抜き差しされ、内側まで舐められてる錯覚がする。

「やっ……ああーっ!! もう無理っ!! 一仁さんっ!! 私っ!!」

歯が噛み合わないほど震える。
食い縛ってもガタガタ震えてしまう。

「イケよ、瑞波」

「ひっ……あぁああっ……ごめんなさっ……イッ……ちゃうっ……イッ……くっ……」

耐えきれないほどの大きな衝撃が起こり、体が震えた。
あそこがビクンビクンビクンと何度も痙攣したように震えて、熱い粗相までも噴き出してしまっていた。

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