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あなたの面影
第6章 雨が降る金曜の夜
『どんな顔で感じているの……?』

気持ちよさを隠しきれない顔が見たくて、一度抜いて向きを変えた。

「仰向けで寝転がって……」

苦笑いを浮かべるが、言われるままにしてくれる。

その上に股がり、一仁さんの未だ達していない固いものを握って私の中へと誘う。

ヌッと中に入る瞬間、一仁さんはピクッと眉を動かす。

「あっ……固い……」

気持ちよくさせるつもりが私の方が感じてしまう。

何度もイカされた身体は少しの刺激でも苦しいほど気持ちいい。

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