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スケベ教師とマジメちゃん
第12章 自慰
[一条先生視点]

画面の中…泳ぐ精子を見て思い出した。

2ヶ月前…僕の精子が泳いでいるのを
亜紀に見せた…

あのときから…亜紀とこんな関係になるのを
なんとなく予期してた…


ビデオが終わった。

テレビモニターを切って…
僕は通常の講義を始める。

「教科書の143ページを見るんだ。
精子や卵子は生殖細胞と言って…」


そのとき亜紀が手を挙げた。
「一条先生…」

「どうした水島?」

「トイレに行ってきます…」


亜紀は教室から出て…
10分後に戻ってきた。

すいぶんと長いトイレだったな…。
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