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スケベ教師とマジメちゃん
第7章 生徒会長選挙
[亜紀視点]

『何回も練習すると…
緊張しても自然と言葉が出る』

一条先生が言ったことは本当でした。

いよいよ本番…
私は体育館の舞台の上でスピーチをしました。

心臓はバクバクでしたが…
きちんとスピーチできました。


でも…結果は…落選でした。

部活で部長をやっている一ノ瀬さんが当選…

まあ…当然ですよね。

そもそも人望があるから
部長をやっているわけですから…


「亜紀…残念だったね」
奈保子が私に言いました。

「私がならなくって良かったよ」
私はそう言って微笑みます。

「ははは。でも私は…
亜紀が立候補しただけでもすごいと思うよ」

「ありがと…」
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