この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
いつも、その笑顔で
第3章 新しい恋人
「藍さん、おはよう!!」
「奈央さん。おはよう、今日は1人?」
「あ!!美咲は、休みです、彼氏と昨日からラブラブな感じで。朝電話あって、なんかちょっと遠出するみたいで。」
「そう…」
「いいなぁ。」
「奈央さんにも、いつか現れるわよ」
「かなぁ…」
「フフフ…」
「はぁ…」
「どうしたの…奈央さんらしくないわね、ため息なんて」
「だってさ…美咲ばっかり…モテてさぁ…羨ましいよ…」
「あらあら!!良かったら今日一緒に食事でもいかが?」
「えぇ!!行く行くぅ!!」
大学が終わり、藍の車で向かった先は、高そうな料亭
「あ…い…さん…ここ…って…高そ…」
「気にしないで…父のお店なの。」
「藍さんのお父さんて…何してる人ですか?」
「あれ。知らなかった?私は、長谷川副首相の娘よ。」
「え…え…!?…え…えぇぇぇぇ!?!」