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いつも、その笑顔で
第4章 藍の裏切り
スタジオでは、重い空気が流れていた
「二人ともどうしたの?」
ノリが声をかける
「何か、歌う気分じゃない…」
海斗がつぶやき
「俺も、弾く気にならない。」
蓮もつぶやく
「なんだよっ…なら今日はやめようぜ!!」
演奏どころではない3人
「はぁ……」
「ふぅ……」
ノリは、二人のため息を聞き声をかけた
「海斗も蓮も何かあったんだろ?話せよ!!俺ら3人で何があっても話そうってバンド組んだんだろ?話せよ!!」
「奈央、傷つけたかも……」
海斗が先に話した
「何があった?」
「俺が好きだろって、抱いてやってもいい…とか…言った。」
「はぁ!?お前…何やってんの?奈央は、ファンだけど、そこら辺の女と一緒にすんなよ。しかもお前…奈央は特別じゃないのか?」
「………嫌なんだよ。美咲みたいな思いしてさ、付き合っても……自信もねぇ…」
「はぁ…男らしくねぇな……んで蓮は?何があった?」
「…………女…無理矢理抱いた……」
「はぁ!?お前も何やってんの!?欲求不満か!?」
「………だったのかな」
「お前…顔バレたり訴えられたら終わりだぞ!!行動わきまえろよ!!」
「………初めてだったみてぇでさ………」
「お前…………それ…ヤバいって……誰だよ……相手…マネージャーに言って何とかしてもらえよ!!」
「この前…ここにきた女……」
「嘘だろ?」
ノリがマネージャーに電話をかけた
「Ray!すぐ来て!」
マネージャーが来て、全て話した
バシッ
蓮の顔に平手が入った。
「何をやってんのあなたは!?反省しなさい!!話しは、私がつけてくるから!!あなたは、二度とその女に会わないこと、わかった!!」
蓮は、頭を抱えうずくまった