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いつも、その笑顔で
第5章 思いがけない出来事

奈央は、細い道路に入り込んだ


海斗は、走り過ぎて行った


「なんなのよっ!!あの女!!」


奈央は、カラオケに向かう



「ごめぇん!!知り合いにあって、少し話してた!!」

「奈央ちゃん!!待ってたよ!!」


かなり飲み、歌いまくり、盛り上がった








「んっ…ぁ…」


目を覚ます奈央…


「ん…」


いつもとは違う場所…


ベッド………あれ?


…誰か………いる…


おそるおそる隣を見ると……合コンの男…


思わず布団をめくった


…え?…えぇ?……下着姿………何で?


…覚えて……ない………どうしよう…………



「奈央ちゃん……起きたの……………大丈夫?」


「あ……あの…私…」



男は起き上がり、奈央を見て


「覚えてないの?」


「う…ん」


「カラオケで、奈央ちゃん、次から次からお酒飲んで…ソファーに寝ちゃって…帰る頃には、2人きりになってて…起こしたら、奈央ちゃん…帰りたくないって、騒ぐから、ここに連れてきた。」

「…そう………ごめん」


「別にいいよ、俺は、楽しい時間過ごせたから」


「え?」


「なんだ、そこも覚えてないの?」


「………まさか…」



「奈央ちゃん、ここに来たらすぐに、服脱ぎ捨てて……………」


「最悪………」


「俺の服まで脱がせて……一緒に寝よって……」

「あきれた……最低…私……」


「大丈夫?別に何もなかったから気にしないで。」


「そうじゃなくて、記憶なくなるまで飲むなんて最低だよ、こんなこと…」


「送るよ、奈央ちゃん…出よ。」


彼の車で自宅に送ってもらう


朝になっていた


「着いた。奈央ちゃん…またね!!」

車から降り助手席のドアを開けてくれた


「ありがと、ごめんなさい」

「気にするな!!」


奈央の頭を撫でる


「じゃね!!ゆっくり休みなよ」

車が走り出した


自宅に入ろうとした時


「…奈央。」



脇に海斗がいた



「海斗……」
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