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いつも、その笑顔で
第12章 気持ちの揺らぎ
「なんで、こんなこと………」
「ハハハ…なんで?決まってるだろ…美咲を抱きたいからぁ」
司は美咲に近づき抱きついた
「いやっ!!」
「嫌じゃないだろ?この前も濡れてただろ?」
美咲を押し倒す司
「やめてっ!!嫌っ…誰かぁ!!」
「誰もいねぇよ。いたとしても…ここには来れないよ…フフフ」
美咲のシャツを破り捨てた
「きゃゃぁ!!」
…バシャン!!
「やめろ!!」
「誰だ!!」
「お前…」
「なんだよ!!」
「妻がいながら、こんな真似して…しかも同じ職場だろ…」
「お前…だれ?」
「レストランの社長の高瀬だ。」
「は?まじ?…やべっ」
司が走り逃げて行った
「大丈夫か?良かった後着いてきて。」
「………」
声が出なかった
「とにかく帰ろう、送るから。」
自分の上着を美咲にかけて肩を抱き車に乗せた
「……ありがとうございます」
「大丈夫?」
「あの…母に電話してもいいですか?」
美咲は、母親に陸の迎えを頼み電話を切った
「でも……どうしてこんなこと…」
「私…前にも……」
ゆっくり話し出す美咲