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いつも、その笑顔で
第12章 気持ちの揺らぎ

菜々には、何も言えなかった。


「美咲さん…美咲さん!!」

「あ…はいっ!」


「どうした?ぼ~っとして…何かあった?」


高瀬が声をかけてきた


「いえ…」

「心配事なら言って。話し聞くくらいならできるし」


「ありがとうございます」

高瀬は優しい。でも、頼ってはいけない。

一人で頑張らなきゃ。


「お疲れ様でした。」

美咲が店を出る。陸を迎えに幼稚園に向かうと美咲の横に車が止まった

気にせず通り過ぎると、いきなりドアが開き、後部座席から男が2人降りて来て美咲を無理矢理車に連れ込んだ


「何!?あなた達誰!?降ろして!!」

しかし車は走り出した


「やだ!!降ろしてよ!!」

「静かにしろよ。」

「どうして、こんなっ…」


「可愛いねぇ…なぁ…俺らでやっちまおうぜ!!」

「ヤバいだろ!!金もらってんだし!!」


「でもよ、俺の、もう、こんなだぜ!!」

男がズボンからペニスを出し扱き始めた

「はぁ…はぁ…」


美咲の太ももを触りながら扱いている


「やべっ…でそ…」

「もうすぐ着くぞ!女にかけんなよ!金もらえなくなるで」


「ううっ!!ああっ!!」

男は、ティッシュに放っていた


「着いたぞ!!」


そこは、小さなプレハブで、周りには何もなかった。


車から降ろされ中に連れ込まれた


「よ。待ってたぜ美咲さん!!」



…司だった




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