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いつも、その笑顔で
第12章 気持ちの揺らぎ
「美咲!!ごめんね!!ほんとにごめんなさい!!」
何度も何度も頭を下げる菜々
「菜々…もういいよ…それより…菜々は大丈夫なの?話ししたの?」
「うん……謝って…もうしないって言ってたけど………わからない。」
「そう…」
「美咲…ごめんね…今まで通り友達でいてくれる?」
「当たり前でしょ。」
「良かったぁ。」
そこに店長がやってきた
「菜々!! 大丈夫か!」
「店長…はい…すみませんでした」
「まぁ…夫婦で話し合うことだな」
「はい」
「美咲…お前は?大丈夫か?」
「はい。」
「そうか、良かった」
「あの店長…」
「ん?」
「昨日は、本当にありがとうございます」
「うん、何もなくて良かった! 今度飯でもおごれよ!」
「はい!あの、良かったら今度うちに来ませんか?食事作りますから!」
「いいのか?」
「はい!ぜひ!」
次の日曜、高瀬が美咲の家に訪れた
「おじゃまします」