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もう一度だけ。。。
第16章 決別
てっちゃんに会えなくなってから9年の月日が流れた。
私は45歳。
てっちゃんは50歳。
子供たちは既に成人し、上の子は社会人になり独立した。
下の子も就職が決まり、独立の用意を進めていた。
あぁ。
お母さんの役目が終わる。
これからは夫と二人。
夫は彼女と別れ、良い父親そして家族になっていた。
でもそのまま夫婦として交わる事も無く、私にとって既に夫では無かった。
夫との未来が見えない。
想像もつかない。
そんな時ふとてっちゃんの顔が浮かぶ。
てっちゃんとの未来を妄想してしまう自分が居た。
私は45歳。
てっちゃんは50歳。
子供たちは既に成人し、上の子は社会人になり独立した。
下の子も就職が決まり、独立の用意を進めていた。
あぁ。
お母さんの役目が終わる。
これからは夫と二人。
夫は彼女と別れ、良い父親そして家族になっていた。
でもそのまま夫婦として交わる事も無く、私にとって既に夫では無かった。
夫との未来が見えない。
想像もつかない。
そんな時ふとてっちゃんの顔が浮かぶ。
てっちゃんとの未来を妄想してしまう自分が居た。