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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第36章 《巻の参―杏子の樹の傍で―》
「蝶のことを夢見鳥とも呼ぶんだ」
「夢見鳥―、素敵な響きのある呼び方ですけど、私は何かの鳥の名前かと思いました」
 泉水は正直に応える。
 その言葉に、夢五郎がクスリと笑いを洩らす。
「姐さんらしい感想だな」
 しばらく静寂が流れた。紋白蝶は花から花へと戯れるように自由に飛んでいる。花と蝶だけが見つめている、音のない静まり返った空間、だが、不思議と心地よい雰囲気に満たされている。
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