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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第64章 十三夜の月 《壱》
生きて、生き抜いて、自分のゆく先をその眼で、あなた自身の眼でしかと見極めなさい。己れのゆく先を見届けたそのときこそ、生まれる想いや改めて気付くこともあるはず。人の一生は長い、絶望するのは、まだあまりにも早すぎます、哀しい過去なぞ思い出しても辛いだけ、そんなものはこの山の上にすべて捨てて、生まれ変わったつもりで、あなたの元居た場所に帰りなさい。あなたを心から大切に思う人が待っている場所に帰るのです」
 その老尼の科白で、兄の顔がふと脳裡に浮かぶ。
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