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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第64章 十三夜の月 《壱》
 翌朝はまだ夜が明け切らぬ中にめざめ、御堂の格子状になった両開きの扉を押し外に出てみた。軋んだ音と共に扉が開き、朝の清浄な空気がひんやりと頬を撫でる。
 薄蒼い夜明け特有の空気がそこここに立ち込めている。眼の前に横たわる小さな池には無数の蓮が浮かんでいる。花は既に終わっているが、これだけの花が一斉に咲き揃った様はさぞ見事であったに相違ない。
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