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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第11章 《巻の壱―予期せぬ災難―》
「オウ、そう言えば、大切なことを忘れちまってた」
 誠吉は懐から何やら取り出した。
「これをお前が持ってたんだ」
 おもむろに差し出されたのは、一本のかんざしである。黄楊でできた玉かんざしは、誠吉が振ると澄んだ音を奏でた。
「事故に遭った時、お前の着物の懐に入ってたぜ」
「これ」
 泉水は受け取ったかんざしをじいっと見つめた。
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