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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第13章 《巻の参―驟雨―》
 何より、誠吉との間を疑われても仕方がない状況でありながら、泰雅が良人として泉水を信頼してくれたことが嬉しかった。
 泉水はふと思いついて頭に手を伸ばした。
 夕顔の簪をそっと抜き取る。
 五千石取りの旗本の奥方が身につけるには少々地味すぎるけれど、泉水にとっては大切な想い出の品であった。けして異性に対する感情ではなかったが、誠吉には兄のような親しみを抱いていたことは確かだった。
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