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★B & W☆
第3章 処女の争奪…
「………」


陽介の言葉に惺也は無言だけど…


「あぁっ!痛いっ…やめてよ〜!」


中の指の動きが激しくなったのは…
きっと陽介に腹が立ってるんだ。


なんなんだ、この双子?


昔、何があったか知らないけど確実に関わったら巻き込まれる…
てか、最初から無関係なんですけど!!


「やぁぁぁ…いっ…」


私の悲痛な声に陽介が、惺也の肩を掴み


「ほらルル嫌がってんじゃん!お前じゃダメなんだとさ!」


「違っ…あ…」


あんたも嫌だわぁ!
また、ルル言ってるし!!


でも、陽介が一旦私と惺也を引き剥がし、やっと中から指が抜かれた。


「はぁ…はぁ…」


恐怖なのか…
変な感覚のせいなのか…
脚が小刻みに震えてしまう。


惺也は濡れた手をジッと眺め…


「あ〜あ…良い感じになってきたのになぁ…これから開発してあげようとしたのに…」


さっきの陽介同様、ニヒルな笑いはソックリで…


透明な糸引く指をペロリと舐めた。


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