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乙女☆大作戦
第4章 大
山崎がその時何を思っていたのか知らない。
私は何も考えられなくて。
何回も離れてはキスをしての繰り返しに
感覚がボーっとなった。
どれぐらい長い間キスを繰り返していたのか。
テレビもついていない部屋で
私たちのキスの音だけが静かに響いていた。
キスが終わると山崎は自分の胸に私の頭を掻き抱いて
優しく髪を撫でていた。
「美咲・・・」
小さく小さく言ったその声は、絞り出すようでかすれていた。
「時間・・・終電だ」
「・・・・ん」
ゆっくりと2人の身体を無理やり引きはがして
私の目を見た。
そして、山崎は両手で私のほほをさすり
そのまま顔を上向かせ
私にもう一度触れるだけのキスをした。
「ごめ」
「ううん」
お互いにそれだけ言うのがやっとで。
その後は無言で靴を履いて
最寄駅まで微妙な距離感のまま無言で歩いた。
「あれ?山崎くん?」
そんな私たちの距離を遮るように
女性の声がして、二人でそっちを振り向くと
小柄な可愛い女性がコンビニの袋を持って立っていた。
私は何も考えられなくて。
何回も離れてはキスをしての繰り返しに
感覚がボーっとなった。
どれぐらい長い間キスを繰り返していたのか。
テレビもついていない部屋で
私たちのキスの音だけが静かに響いていた。
キスが終わると山崎は自分の胸に私の頭を掻き抱いて
優しく髪を撫でていた。
「美咲・・・」
小さく小さく言ったその声は、絞り出すようでかすれていた。
「時間・・・終電だ」
「・・・・ん」
ゆっくりと2人の身体を無理やり引きはがして
私の目を見た。
そして、山崎は両手で私のほほをさすり
そのまま顔を上向かせ
私にもう一度触れるだけのキスをした。
「ごめ」
「ううん」
お互いにそれだけ言うのがやっとで。
その後は無言で靴を履いて
最寄駅まで微妙な距離感のまま無言で歩いた。
「あれ?山崎くん?」
そんな私たちの距離を遮るように
女性の声がして、二人でそっちを振り向くと
小柄な可愛い女性がコンビニの袋を持って立っていた。