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やさしいキスをして?
第6章 さよなら?

『…おばさんに聞いたよ。昨日は夕飯食べれなかったんだって?今日もあくびばっかりしてたし…もしかして眠れなかったんじゃないの?』
マドカは体育座りしてるあたしに近寄って、そっと包んでくれた。あれ、マドカの瞳が少し潤んできてる。
『あさひごめん!ごめんね!鈍いあさひの為と思って、わざとゆうひくんと二人きりで話したり、帰る姿を見せたの。私にやきもち妬けば、あさひも本当の気持ちに気づけるだろうって……』
やきもち………!
そっか、そっかぁ…そうだったんだぁ……//
『あさひを傷つけたかった訳じゃないの!ごめん!だから…私のこと嫌いにならないで、あさひ……!』
『ま、マドカぁ〜〜……!』
そんなまさか!あたしがマドカを嫌ったりするはずないのに!…もしかして、あたしが帰った時に涙目だったのは、あたしに嫌われたと思ったからとか?!

