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第6章 さよなら？

『あた、あたしこそ！今日は酷い態度ばっかりで…マドカを困らせてごめんね！だけど嫌いになんてならないからぁ！…ぐすっ…マドカは大好きな親友だもぉぉん……！！』


思わずあたしは泣いてしまった。あたしのせいで辛い思いをさせたのに、マドカはあたしを大好きな友達だって言ってくれた。もぉおぉぉ天使！天使すぎだってばぁぁぁマドカぁぁぁ！！


『あさひ、じゃあ聞かせてくれる？』

『え？』

『ゆうひくんのこと、あさひはどう思ってるの？』


マドカは鼻をちょっと赤くして、ふふっと微笑んで聞いてくれた。聞かなくても分かるけど、ちゃんと聞かせて？って、そんなふうに言われたみたい。