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第5章 〜揺れる心〜

「何があったのか、話して」

「…お願い…一人に…して…」

「…分かりました、今日の授業はお休みに
するからゆっくり休んで…。」

「………。」

「もし、話したくなったら呼んで…。いつ
でも大丈夫だから」

桐生は優しく言うと部屋を後にした…。

…帰りたい…何事もなかったように前の
生活に戻りたい…

…ホントに？そう思ってる？…

…違う…桐生に会いたい…今すぐ…

…桐生に触れたい…キスして欲しい…

…どうすれば…いいの…