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トラワレテ…
第7章 氾濫
動きはゆっくりなのに

確実にポイントを何度も擦りあげられ

繋がったソコから聞こえる音は

卑猥さを増す。



小さく震える肩にキスが降る。

脚を掴むと、ユリを正面に向かす馨。

捩れた部分の新たな刺激に跳ね上がるユリ。



『……顔が見たい……っ!……

ユリ………目…逸らすな………っ。』


眉根を寄せ、綺麗な顔が快感に歪む。



「……んあっっ!………ぁん……っ!」



熱く絡まり合う視線…

震える吐息…

朝日を背負った彼の額に汗が滲む。



(…なんて…綺麗…なの…………。)



スローモーションの様に

二人を包む空気がとまる…。


ゆったりとした律動に

縋り付くように蠢くユリのナカ…。



互いを見つめ、

溢れ出る愛を、噛み締める様に睦み合う二人。



やわらかな光に包まれ、

甘く震える互いの吐息で

心が満たされてゆく…。



熱い口づけを交わしながら

登りつめた二人は、


見つめ合ったまま…

優しく微笑みあい、

幸せな時を味わった…。


















































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