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トラワレテ…
第7章 氾濫
起き上がった二人は目を合わせ吹き出した。



シーツにはたくさんの愛の跡…。



「ぷっ!ユリ…これはひどいね…。」


咎める様にユリを見る馨。


「…やっ!………馨さんのせい…だもんっ……。」



「へ〜!そうなんだ……。クスクス

ベッドも俺達も綺麗にしなきゃね…。」


そう言って、

顔を真っ赤にしたユリの頬にキスをすると、

手を引き、ベッドから降ろす。



「…ひゃぁっ!」



甘い痺れで足元がおぼつかないユリ。



馨は笑いながら、優しくユリを抱き上げ

バスルームへ連れてゆく。



じゃれあいながら、

互いの愛しい身体を洗い合う二人。



子供のようにはしゃぐ馨の笑顔が

たまらなく愛おしかった。



後ろから馨に抱き締められるような格好で

湯船に浸かると、

心地よい疲れが、次第にほぐれてゆく。



暇を持て余した馨の手は、

ユリに甘い悪戯をしかける。



それに敏感に反応するユリを笑う馨。


彼のソコもまた敏感に反応し、

ユリのお尻を押し上げた。



ユリが嗜めるように振り返り馨を見上げると、




「仕方無いだろ…?

ユリがカワイイからだよ…。」



そう言う馨の頬は、ほんのり赤い。


「馨さん…ズルい…です……。」


馨よりももっと頬を朱に染めたユリに

返事をする様に、

お尻に当たる馨のソコがピクっと動く。


「///////////////!もうっ…///!」


離れようと動くユリを優しく抱き戻すと、


「ダーメっ!ちゃんと浸かって…。」


そう言ってユリを腕の中に閉じ込める馨。



『ユリ…。もう…敬語も、さん付けもナシだよ…?

俺は…お前だけのものだ…。

約束…! 破ったらお仕置きだからな…。』



耳元で優しく囁くと、

ゆっくり頷くユリの唇を味わう馨。





先にあがった馨の

締まったお尻を眺めながら、

幸せに浸るユリだった…。





馨のあと、

ユリがバスタオルで身体を拭いていると、


「ユリ?着るものないよね?」


そう言って馨さんのロンTを渡された。



華奢なユリが着るとワンピースのよう。













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