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例えば、こんな...
第1章 先生と男子高生
「……そう、です。……いらっしゃいますか?」
わざと恥ずかしそうに頷いて、でも確認は外せない。
「えっ?ぁっ……うーん」
真純ちゃんがマグカップを両手でギュッと包んだ。
「答えなきゃダメ、かな?」
「……教えて下さい」
真剣な顔をして見せると、真純ちゃんの眉が下がった。

この反応……いる?
誰だよそいつ。

思わずムッとして、でも顔に出さないように気をつけて真純ちゃんの目をじっと見つめた。
「えぇと……今は……いない、かな」

やっぱりいるって……いや、いないって言った?今?

恥ずかしそうに俯いた真純ちゃんにじり寄る。
「いらっしゃらないんですか!?」

やべ、ガッツき過ぎ?

必死に自制して身体を引いた。
「う、うん」

おしっ!

小さく頷いた真純ちゃんに見えないよう、心の中でガッツポーズ。

俺にもチャンスはある、よな?

「あ、あの……斎藤くんは、いるの?」

へっ?
俺?
……気にしてくれるの?

悩んでる事は恋愛と言っておきながら、同じ様に真純ちゃんから聞かれるとは思ってなくて、驚いてつい二度見した。
「あっいやっその、変な意味じゃなくて...」
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