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例えば、こんな...
第4章 先生と男子高生 #2
真純ちゃんがクイッと上って来る。皐月が付けたキスマークの上に唇を押しあてられて背中があわ立った。
「真純ちゃん!?」

ちょい、待て!

キュッと吸い上げてくる。柔らかな唇と舌の感触……

それ、なし
やばい

一度離れて
「付かない……」
また吸い付いてくる。
「待って下さい」

そりゃそんな弱くちゃ跡付きません
ていうか、まじでヤバい
勃つ、から

身体を退いても真純ちゃんは付いてくる。
「まだ、付かない……」
何処か不満そうに言って押し倒された。
「ちょっ……」
ふわりと丸い胸が俺にのしかかってくる。

ねー、もう無理
襲うよ?

唇を離してなかなか付かないキスマークに眉が下がる。
「どうして?」
でもまた挑んでくる。

いや、可愛いですけど……ね?
しっかり反応してしまったコレはどーしてくれんの?

真純ちゃんの身体を支えていた左手を背中から腰へ撫で下ろす。
「ひぁん!」
ビクッと身体を反らせ、俺を見て一気に顔を上気させた。
「あっ……」
俺の、状況を理解したらしい。
逃げようとした動きを逆手に取って身体を返す。
「逃がしません、よ?」
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