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例えば、こんな...
第8章 女子高生と先生と #1
セーラー服の襟の合わせを外し
「体温計、挟んで?」
手を入れた、その熱さに息を飲む。
これ、本格的にマズいだろ
直に聞こえた高い電子音。もう一度謝って手を滑り込ませた。
取り出した体温計は四十度二分。
取り敢えず身体を冷やさないと……
水分補給させて、三十分経っても戻って来ないようなら病院に連れて行くか……
「河合、熱高いから身体冷やすよ。アイスノン探してくる」
小さく頷いた河合の額に手を当てた。当然そこは燃えるように熱い。髪に指を通しながら撫で下ろし
「ちょっと待ってて」
その場を離れた。
奥に置かれた冷蔵庫。手を洗って勝手に開く。中からサイズ違いのアイスノンを五つ。次いであちこち物色してタオルを探し出す。一つずつ包んで、河合の元へ。
「アイスノン見付かった。頭、上げるよ」
片手で抱き抱えるようして頭を起こし、枕とアイスノンを取り換えた。後は頚部と脇の下。鼠径部の動脈も冷やした方が良いが、流石にそれは出来ない。
「首も冷やすよ」
小さいアイスノンを首の左右に沿わせ
「脇の下も、ね」
腕を持ち上げ中サイズの物を挟ませた。
「体温計、挟んで?」
手を入れた、その熱さに息を飲む。
これ、本格的にマズいだろ
直に聞こえた高い電子音。もう一度謝って手を滑り込ませた。
取り出した体温計は四十度二分。
取り敢えず身体を冷やさないと……
水分補給させて、三十分経っても戻って来ないようなら病院に連れて行くか……
「河合、熱高いから身体冷やすよ。アイスノン探してくる」
小さく頷いた河合の額に手を当てた。当然そこは燃えるように熱い。髪に指を通しながら撫で下ろし
「ちょっと待ってて」
その場を離れた。
奥に置かれた冷蔵庫。手を洗って勝手に開く。中からサイズ違いのアイスノンを五つ。次いであちこち物色してタオルを探し出す。一つずつ包んで、河合の元へ。
「アイスノン見付かった。頭、上げるよ」
片手で抱き抱えるようして頭を起こし、枕とアイスノンを取り換えた。後は頚部と脇の下。鼠径部の動脈も冷やした方が良いが、流石にそれは出来ない。
「首も冷やすよ」
小さいアイスノンを首の左右に沿わせ
「脇の下も、ね」
腕を持ち上げ中サイズの物を挟ませた。