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例えば、こんな...
第8章 女子高生と先生と #1
「スミマセン、ありがとぅございます」
潤んだ瞳に見上げられると、どうにも弱い。視線を遮りたくて額に手を置いた。
「大丈夫だから、河合は休んで?」
「……はい」
頷いて素直に目蓋を閉じる。思わず頭を撫でていた。

あ、やばい、つい……

手を離すと、パッとその目が開く。
「……どうしたの?」
「ぁ、ぃぇ……居なくなって、しまわれるかと思って……」
段々小さくなった声。伏せられた視線に心拍が乱される。

……ね、ソレ、どういう意味?

「大丈夫、飲み物買ってくるだけだから」
事実、これ以上ヤらかす前に少し離れようと思ってた。高熱で参ってるはずの河合の勘の良さに驚いて。何より傍に居て欲しいと言われている様な言葉に、勘違いしそうになる。
もう一度頭を撫でた。
「……はい」
素直に頷く河合。
「直ぐ戻ってくるから」
「はい」
くしゃりと髪を乱して手を離した。すがる様に見上げられて胸が苦しい。
可愛くて、愛しくて……
ポンポンと軽く頭に触れ、無理矢理その場から身体を引き剥がした。
カーテンを締め出入口まで真っ直ぐ歩く。
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