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例えば、こんな...
第8章 女子高生と先生と #1
「うん……座ってられる?横になる?」
そう聞いたのは河合の身体を案じたからか、もっと彼女の身体に触れたかったからか……
「……休み、ます」
そう言った河合のペットボトルを受け取った。蓋をして足元に置いて戻る。
「横になろうか」
言いながら河合の肩に腕を回してそっと身体を枕から起こした。案の定河合は身体を強張らせ、その反応につい頬が緩む。でも気付かない振りをした。
重ねた枕を一つ外し、アイスノンをのせ直す。左腕は肩に回したまま、右腕を膝の下に通して
「ひゃっ!」
身を竦められたのにも関わらず、華奢な河合をタオルケットごと抱き上げた。ふわりと立ち上がってきた甘い香り。
「あっの!」
「危ないから、じっとしてて」
慌てた様に身動く河合を自分の方へ引き寄せて。高い熱が伝わってくる。
元の位置まで下げるため、少し右へ移動してそっと彼女を横たわらせた。
見下ろした河合は固く目蓋を閉ざしていて。
「ごめんね。怖かった?」
問い掛けると小さく左右に頭を振られた。ゆっくり開いた瞳。熱に潤む、という域を越えて滲んだ涙。瞬きをした拍子に溢れた雫が端から枕へ滑り落ちた。
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