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例えば、こんな...
第8章 女子高生と先生と #1
「はい。すみません。ありがとうございます」
河合が熱に潤んだ瞳で見上げてくる。真っ直ぐな視線を遮りたくて、熱い額に手を当てた。目蓋が閉ざされ目尻に涙が溜まる。親指の腹でそっと拭って、ベッドサイドを離れた。
きっちりカーテンを閉ざし、視界に入ったペットボトル。屈んでそれを手に取って、白衣を掛けた椅子に腰を落とした。悟られない程度に小さく息を吐く。椅子の背に凭れ、ズルズルと身体が沈みそう。
気を取り直そうと水を煽って、喉の渇きを自覚した。

……どんだけ夢中になってんの
頭痛消えてるし……

河合は、駄目だ
本気になるな

彼女が生徒である以前に、今までとは明らかに違う自分に戸惑いも大きくて。危険を関知したアラートが出てる。

触れたくて、触れて欲しくて……
手に入れたくて、仕方ない。
際限なく沸き上がる欲は容易にコントロール不能に陥るに違いない。

近付くべきじゃない。

分かってる。

でも、もう離れられない。

それもまた、分かってる。

惹かれてしまう心はどうしようもなくて。
如何にして自分を誤魔化すか……
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