この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
例えば、こんな...
第8章 女子高生と先生と #1
「右側のベッドで休んでます」
桐生先生が河合のいるベッドの方を手で示しながら振り返る。
「ありがとう」
それに軽く頭を下げ、真っ直ぐベッドへ向かう男。

河合の家族?
父親にしては若いような…

何となく目で追っていたら
「斎藤先生、具合いかがですか?」
桐生先生に声を掛けられた。いつもと同じ、穏やかな顔で歩み寄ってくる。
「ありがとうございました。楽になりました」
「良かったです」
頭を下げた俺にふっと笑みを深めて首を傾げる。視界の端で男が声を掛けてカーテンの中に入っていくのが見えた。
「もしかして、お待たせしてました?」
待ってたのは事実だが、さすがに正直にそうとは応えにくい。微妙に開く間に
「スミマセン。ありがとうございました」
今度は桐生先生が頭を下げた。
「お兄さんが迎えにいらしたので、大丈夫です」
ベッドの方を浅く振り返り頷いて見せる。
「そうですか……あ、河合さんにアイスノン使わせてもらいました」
「アイスノン?熱、何度でした?」
桐生先生の眉が寄る。
「四十度二分です」
その顔が改まった。
「壮先輩、四十度二分まで上がっていたそうです」
/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ