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例えば、こんな...
第8章 女子高生と先生と #1
にしても、ソレだけで俺が大丈夫だという判断はどうかと思う。

「悪い事も何も、そもそも俺は動く気はありません」

動ける訳が、ない

言った俺に桐生先生の目が弧を描く。企みを疑わせる笑い方。
「それも良いかと思います。西園寺くんも、いますしね」
つい反応しそうになった『西園寺くんも...』
おそらく河合を連れてきたのは彼だ。それはつまり、西園寺も河合に触れられる、と言う事。
ジリッと不快な何かが胸に巣食う。
「そうですね」
ソレをキッチリ奥に押し込めて頷いて見せると桐生先生がふっと笑った。
「僕としましては斎藤先生にお願いしたいんですけど、リスクを伴うあなたに無理強いする事ではありませんね」
「……」
穏やかな表情で見つめられ、その事が返って俺を落ち着かなくする。

何を、考えてる?

桐生先生の意図するモノが全く見えない。

一介の化学教師に過ぎない俺に、何をさせたいんだ?
河合の男性不信について、俺は何も知らない。知ったのは今なばかりか、専門的な知識もない。
何か出来るとは思えない。

困惑は隠しきれなくて
「スミマセン。色々先走りました」
眉を下げた桐生先生に謝られた。
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