この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
例えば、こんな...
第10章 バカンス
「タオル巻いて脱ぐか、あっちで脱いでくるかどっちかにして」
今しがた出てきた更衣室を示すと真純は首を傾げつつも
「脱いできます」
素直に従って戻って行った。
分かってなさそう様子にため息が吐いて出る。

男の目を引く容姿にコンプレックスがあるくせに、たまに驚く程無防備で困る。

何となく心配で、立ったまま真純を待つ。少しして更衣室から出てきた彼女の姿に頭が痛くなった。
ヒップラインが見えそうでギリギリ見えないパーカーの丈から伸びる白い足。遠目にも滑らかなで柔らかそうな腿にどうしても目が行って、分かっていても身体が反応する。
たまたま通りかかった男共の、スレ違い様に投げる好色な視線が気に食わない。

ふざけるな

「真純」

早く来いよ

不必要に名前を呼んで牽制する。
違う方向からも飛んで来る羨望の眼差し。尽(ことごと)く無視して真純に手を伸ばした。
俺の心配を他所に、真純は嬉しそうに口元を綻ばせて駆けてくる。
俺だけしか見えてないその様子に安堵して。でも周囲の男共にこれ見よがしに手首を掴んで抱き寄せた。
「たっ、拓真さん?」
困惑気味に名前を呼ばれる。
/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ