パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 バカンス

水着の淵をなぞっても、ただしがみ付いてくるだけ。払いのけようとしない真純に、遠慮なく中へ侵入を果たす。
「あっ、んっ」
ギュッとしがみ付かれた。

……ますみっ

「ね、もう入りそうなんだけど」
「……やっ」
そこは明らかに水とは違うぬめりに覆われていて、一気に腹の底の熱が上がった。
「このままここで挿れちゃおっか？」
水着越しに押し当てると真純がヒュッと音を立てて息を吸う。
甘く香る柔らかな身体にクラクラした。
「も、戻り、ます」
やっと、ある意味素直になった真純の訴え。
それには応じず、ぬめりを掬って芯を擦る。
「やっ、ぁっ、」
柔らかな腿で俺の右足を強く挟み、ますます強くしがみ付いてきた。
「部屋まで待てるの？」
コクコクと小さく頷く可愛い真純。

甘いとは感じてたけど、いつの間にこんなになってんの？

水着の中で好き勝手してるのはすでに親指だけじゃない。
「ん……んんっ……」
抑え切れずに零れる甘い声。
そこはもう愛液で溢れてて、弄ると俺に擦り寄せてくる。
「あーぁ、やらしいなぁ」
耳元で声を落として囁く俺自身、もうすでに十分な臨戦態勢。

ダメだろ、俺。
こんなんじゃ、上がれない。