この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
例えば、こんな...
第10章 バカンス
もともと最終日に牧志市場に寄る予定だった。金場に黒糖を頼まれていたし……
少し長めに時間を取るのも悪くない。

そんなことを考えていたら、最後の水果が届いた。
マンゴーにパイナップルにドラゴンフルーツ、極めつけは生のライチ。南国フルーツ盛りだくさん。
それを見た真純の目が大きく開かれた。
「すごーい」
思わず漏れた、素の言葉。
プールの前の「やった」もそうだが、少しずつ解れて来てるのが嬉しい。真純の性格を考えると丁寧な口調も仕方ないが、もっとそのままの姿を見せて欲しいとも思う。
「たくさんあって、どれから食べるか迷いますね?」
「そうだね」
笑顔を向けると真純の頬が赤くなった。
……?
「淡い味のものから食べようか」
そう言って紅白並んだドラゴンフルーツの白い果肉の方から取って渡した。
豊かな果汁が溢れ、ほのかな甘味と爽やかな酸味が広がる。
「あ、甘い……」
少し驚いた様に真純が見上げてくる。
「私、ドラゴンフルーツってあまり味がしないと思ってました」
「あぁ、向こうで食べるのは完熟する前に取ってるからね。樹上で熟すと十分甘いんだよ」
/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ