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例えば、こんな...
第10章 バカンス
ベッドに腰掛けバスタオルを取り替える。
「疲れてない?」
ゆるゆると左右に頭を振って
「一緒が、良いです」
繋いだ手を胸元に引き寄せられた。しっとりと濡れた柔らかな肌。
続きを催促されている様で熱が上がる。
「俺、も」
笑んで見せると心臓の上に重ねる様に手を押し当てられた。
「ドキドキ、します」
「ん」
掌に真純の心音が伝わってくる。
それがかなり早く感じるのは、俺と同じ理由か?
「明日早いし、もう寝ようか?」
なんて、すでに本気で思ってないけれど。
「っ……」
僅かに真純が眉ねを寄せた。未だ蕩けたままの瞳で、縋るように見上げてくる。
その艶に、喉が鳴る……
誘ったのは、真純だろ?
最後までイきたいのなら、ちゃんと言えよ
首を傾げて見下ろして、切なく下がる真純の眉につい口角が上がった。
可愛くて、堪らない。
「寝ないの?」
俺の質問に少しの間を置いて真純がゴクッと唾を飲む。
「も、もう少し……」
顔を赤く染め、その先を言い淀む。
「もう少し?」
おうむ返しに聞き返して続きを待つ。掌に伝わるフル稼働してるだろう心臓の拍動。
真純がギュッと目を閉じた。
「疲れてない?」
ゆるゆると左右に頭を振って
「一緒が、良いです」
繋いだ手を胸元に引き寄せられた。しっとりと濡れた柔らかな肌。
続きを催促されている様で熱が上がる。
「俺、も」
笑んで見せると心臓の上に重ねる様に手を押し当てられた。
「ドキドキ、します」
「ん」
掌に真純の心音が伝わってくる。
それがかなり早く感じるのは、俺と同じ理由か?
「明日早いし、もう寝ようか?」
なんて、すでに本気で思ってないけれど。
「っ……」
僅かに真純が眉ねを寄せた。未だ蕩けたままの瞳で、縋るように見上げてくる。
その艶に、喉が鳴る……
誘ったのは、真純だろ?
最後までイきたいのなら、ちゃんと言えよ
首を傾げて見下ろして、切なく下がる真純の眉につい口角が上がった。
可愛くて、堪らない。
「寝ないの?」
俺の質問に少しの間を置いて真純がゴクッと唾を飲む。
「も、もう少し……」
顔を赤く染め、その先を言い淀む。
「もう少し?」
おうむ返しに聞き返して続きを待つ。掌に伝わるフル稼働してるだろう心臓の拍動。
真純がギュッと目を閉じた。