この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
例えば、こんな...
第12章 女子高生と先生と #2
自分の事なのにね。
分からない、なんて……

確かに斎藤先生は格好良い。
整った顔立ちに高い身長。白衣から覗く服装もおしゃれだし、姿勢も良い。少し下がり気味の目尻は笑うと凄く優しくて、柔らかなテノールが耳に心地良い。
気にする様になったせいか、最近は授業中に目が合うとドキッとしてしまう。そんな訳ないのに、よく目が合うなぁって、嬉しく感じてしまったり……


あ、れ……

私、嬉しいの?
斎藤先生と目が合うと……?



え……?



急に顔が熱くなってきた。
胸もちょっとドキドキしてる。

何で?

男の人の事を考え怖くて震えた事はあっても、顔が熱くなるとか、今までなった事がない。
胸がドキドキするのも初めてで……

私、どうしたの?
どこかおかしくなっちゃった?
また風邪ひいたかな……

自分で発した風邪というキーワードにドキドキが早くなるようで。気分を変えたくて、外を見上げた。
図書室の窓から見えるのは隣の校舎と青い空。
ちらりと動いた人影に何となく目が行った。

あ、可愛い……

窓から外を眺めていたのは長い髪の女の子。名前でも呼ばれたのか、笑顔で中を振り返り、窓際からそちらへ戻って行く。
/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ