この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
例えば、こんな...
第12章 女子高生と先生と #2
家まで送ってもらって千佳ちゃんと別れた。
今の時間壮ちゃんもはるちゃんもお仕事だから私は一人でお留守番。

みんな、平気になるのかな……

千佳ちゃんは『斎藤先生はその始まり』って言ってくれたけど、男の人が苦手な理由も分からない私にはあまりピンとこない。でも他に斎藤先生が平気な理由も思いつかないのだけど……

斎藤先生は背も高いし、声も低い。壮ちゃんほどじゃないけど、千佳ちゃんよりは体格も良い。少し下がり気味の目尻は優しいけど、千佳ちゃんみたいに中性的な感じはない。
ちゃんと、大人の男の人、だ。私が最も苦手とする……

ホント、何で大丈夫なんだろう……

改めて考えても分からない。
斎藤先生との接点は授業だけ。だから、あの時も初めに声を掛けた時は緊張した覚えがある。桐生先生も千佳ちゃんもいなくて、斎藤先生と二人なのが怖かった。
でも頑張って話し掛けて、倒れそうになって。走って来るのが目に入ったのに、その時には怖いと思わなかった。支えてくれた力強い腕に寧ろ、ホッとした。

それは単に助けて貰ったから?

あの時の気持ちを思い出すと……そうじゃない気がするの。
今までどんなに切羽詰まっていても、男の人に話し掛ける事は出来なかった。あの時、声を掛けられたのは斎藤先生だったから……
/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ