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例えば、こんな...
第12章 女子高生と先生と #2
後ろ姿を見て、斎藤先生だって気が付いて。
斎藤先生なら大丈夫だって……

どうしてもそこで考えが止まってしまう。

大丈夫だって思える何かが、斎藤先生とあったの?
実は前に会った事がある、とか……

何気なくそう思って、急に頭が痛くなってきた。ムカムカとした不快感。

覚えのある、感覚。
それは男の人が苦手な理由を思い出そうとした時と、同じ……
気付いたら吐き気が強くなった。

斎藤先生が、関係してる……の?

頭から一気に血の気が引いていく。

そん、な……

椅子に座っていられないほどの虚脱感。とっさに身体を滑らせて、椅子の上からラグに直接横たわる。

気持ち、悪い……

横になってるのに目が回る。落ち着かせようと閉ざした目蓋。突然脳裏に浮かんだ、心配そうに私を見詰める中学生位の男の子。少し下がった目尻のその顔は……

サイトウ、センセ?

驚く間もなく激しい頭痛に襲われて、バラバラとの記憶の断片が浮かび上がってきた。

そうだ、私、公園で千佳ちゃん待ってて、知らない男の人にトンネルの中に連れ込まれて……

突き上げてくる不快感に、這うようにしてトイレへ急いだ。
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