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例えば、こんな...
第1章 先生と男子高生
「じゃあ、外で会って下さい」
「えっ?」
真純ちゃんが驚いたように目を大きく見開いて俺を見上げた。
「クリスマス、デートして下さい」
その言葉にキュッと眉が寄る。
「……もしかして予定、ありですか?」
静かに首を振って、でも
「クリスマスは毎年家族と教会で過ごしてるの」
そう言われてしまった。
「……ます、河合先生クリスチャンなんですか?」
「うぅん。母がそうなの。でも、その……私もクリスマスの礼拝に行きたいし、世間のイベントの感覚は、あまり分からない」
毎年家族と教会、だもんね。恋人と一緒に過ごす夜、じゃないよな……
一緒に行きたいけど、男の教え子一人だけ連れてくるって色々波紋呼びそうだし、迷惑掛けるのは嫌だしなぁ……諦める?
不本意ながらそう思っていた。
「それでも良かったら、一緒に行く?」
はっ?
マジで?
家族、いるんだよね?
真純ちゃんからのまさかの誘い。
「行っても良いんですか?」
ちょっと声が大きくなった俺に、ニッコリ微笑んでくれる。
「良いよ。斎藤くんの望むイベントとは違うかもしれないけど、教会のクリスマスも素敵よ?」
「えっ?」
真純ちゃんが驚いたように目を大きく見開いて俺を見上げた。
「クリスマス、デートして下さい」
その言葉にキュッと眉が寄る。
「……もしかして予定、ありですか?」
静かに首を振って、でも
「クリスマスは毎年家族と教会で過ごしてるの」
そう言われてしまった。
「……ます、河合先生クリスチャンなんですか?」
「うぅん。母がそうなの。でも、その……私もクリスマスの礼拝に行きたいし、世間のイベントの感覚は、あまり分からない」
毎年家族と教会、だもんね。恋人と一緒に過ごす夜、じゃないよな……
一緒に行きたいけど、男の教え子一人だけ連れてくるって色々波紋呼びそうだし、迷惑掛けるのは嫌だしなぁ……諦める?
不本意ながらそう思っていた。
「それでも良かったら、一緒に行く?」
はっ?
マジで?
家族、いるんだよね?
真純ちゃんからのまさかの誘い。
「行っても良いんですか?」
ちょっと声が大きくなった俺に、ニッコリ微笑んでくれる。
「良いよ。斎藤くんの望むイベントとは違うかもしれないけど、教会のクリスマスも素敵よ?」