この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
例えば、こんな...
第3章 御礼
計ったようにタイマーが鳴る。
「はい、終了です。筆記用具を置いて下さい」
答案用紙を後ろから送って集めてもらった。
何時ものように揃って礼をして教室を後にする。

この後逢えると思うだけで職員室へ向かう足取りが軽くなった。


意外な事に人目を気にしてくれるのは拓真くんの方で、外で会うのを避けたがる。でも人目を気にせず逢える場所なんてそんなに思いつかない。必然的に私の家に来る事になって、悪戯しないからと合鍵までねだり倒されてしまった。
それがご飯作って待っててくれるなんて……予想外。
拓真くん、料理出来るんだ……
何だか少しくすぐったい。
すごく嬉しくて、幸せで、顔が緩んでしまう。

私の方が六つも上なハズなのに、拓真くんの方がしっかりしてない?
……もしかしなくても、甘やかされてる?

ふるふると首を振って、車をスタートさせた。学校からマンションまでは三十分程で着く。

そういえば黒田先生は今学期で辞めることになったらしく、帰り際この前の事を謝りに来た。ずっと悪い事をしたと思ってたんだって……
そんな事言われても、あの時の恐怖は消えない。
/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ