この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
例えば、こんな...
第4章 先生と男子高生 #2
有り合わせで作ったサラダも一緒にテーブルへセットすると、千尋が目を輝かせた。
「美味しそう!たっくんのパスタ久しぶり」
「うちに来んの事態久しぶりだろ?」
「……そう、だね」
微妙な顔で千尋が笑う。
何?
「いっただっきまーす」
探る俺の視線を誤魔化すように、手を合わせた。
「……召し上がれ」
クルクルとフォークで一口分巻き取って食べる。噛みながら千尋の目じりが下がった。
「おいしーい!」
満面の笑み。
当然だろ
「そう?」
「うん。たっくんお料理上手だよね」
「お袋下手だからな、自分で作った方が早いし、美味い」
何か思い出したのか千尋がクスクス笑った。
他愛ない話をしながら、二人して完食。
食器を片付け、コーヒーを淹れてると千尋がいそいそとケーキをテーブルに載せた。
「たっくん、早く」
「はいはい」
適当に返事しながらまた席に着く。ケーキを挟んだ向こうの千尋は上機嫌。
何この罰ゲーム……
俺、真純ちゃんとお祝いしたいんだけど。
「たっくん卒業おめでとう!」
「どーも」
「……」
キラキラした目で見んなよ
「千尋卒業おめでとう」
「ありがとう!かんぱーい」
「おー、乾杯」
「美味しそう!たっくんのパスタ久しぶり」
「うちに来んの事態久しぶりだろ?」
「……そう、だね」
微妙な顔で千尋が笑う。
何?
「いっただっきまーす」
探る俺の視線を誤魔化すように、手を合わせた。
「……召し上がれ」
クルクルとフォークで一口分巻き取って食べる。噛みながら千尋の目じりが下がった。
「おいしーい!」
満面の笑み。
当然だろ
「そう?」
「うん。たっくんお料理上手だよね」
「お袋下手だからな、自分で作った方が早いし、美味い」
何か思い出したのか千尋がクスクス笑った。
他愛ない話をしながら、二人して完食。
食器を片付け、コーヒーを淹れてると千尋がいそいそとケーキをテーブルに載せた。
「たっくん、早く」
「はいはい」
適当に返事しながらまた席に着く。ケーキを挟んだ向こうの千尋は上機嫌。
何この罰ゲーム……
俺、真純ちゃんとお祝いしたいんだけど。
「たっくん卒業おめでとう!」
「どーも」
「……」
キラキラした目で見んなよ
「千尋卒業おめでとう」
「ありがとう!かんぱーい」
「おー、乾杯」