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例えば、こんな...
第4章 先生と男子高生 #2
大騒ぎしながらケーキを食べ終えた千尋が、急に静かになった。ジュースを飲んで
「ねぇたっくん」
俯きがちに呼び掛けられた。
「何」
「たっくんは三つも下はガキだと思う?」
またも上目遣いで、でも真面目な顔で聞いてくる。

俺がからかったの気にしてんの?

「ガキなんじゃねぇ?」
「女として見れない?」

せっかくそういう雰囲気になりかけて破壊したのに、何でど真ん中聞いてくるかな……

「それは人によるだろ」
そうとしか俺には言えない。
俺と真純ちゃんとは六つも俺のが下な訳で。男として見てもらえてるか、かなり微妙……
「たっくんは?」
「俺?」
「うん」
頷く千尋の切実な目に、俺は応えてあげられない。
「俺は、千尋を女には見れない」
だから、誤魔化さない。
「……妹みたいって事?」
「みたいっていうか妹としか思えない。……それに、俺大事な人がいるから」
「……そっか」
明らかにシュンとして千尋がうなだれる。
「何、千尋の回りには俺より良いオトコはいないのかよ?」
わざと尊大にふざけたのに
「うん」
真面目に返された。

……参ったな
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