この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
例えば、こんな...
第4章 先生と男子高生 #2
直に戻ってくる千尋の為に甘目のカフェオレを淹れていると、玄関の方が賑やかになった。

親父とお袋、さすがに親戚の集まりには揃って出掛けたらしい。
聞こえてくるのはお袋の叔母の声ともう一人……

「おっ邪魔っしまーす」
自棄に明るい従姉の声に頭を抱えたくなった。

……厄日確定

千尋が戻ってくる前に逃げ出す訳にもいかず、リビングのドアが開く前に大きくため息を吐いた。
「千尋ちゃん来てたのね。卒業おめでとう」
お袋の弾んだ声に
「ありがとうちゃこちゃん!」
千尋が応じてる。

……やっぱ逃げるか

カフェオレをテーブルに置き、キッチンの勝手口に廻ろうとして
「たっくまー!ひっさしつぶりー。そこ逃げない!」
派手にリビングを開け、皐月が喚いた。

……最っ悪!

親父達を置いてズカズカ近寄ってくる勇ましさに悪寒がする。不本意ながら動きを奪われ、そのまま力いっぱい抱き締められてしまった……
「相変わらず可愛ーね♪」
上機嫌な皐月は遠慮なく俺の顔にキスの嵐を降らせる。

や!め!れ!

それを見て後ろから入ってきた千尋が何を思ったのか
「私もー!」
抱き付いてきた。

私もじゃねぇよ!
/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ