この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
例えば、こんな...
第4章 先生と男子高生 #2
マズい……
普通にしていれば見えない。それはつまり、そういう誤解を招きかねないという事で。
皐月のヤツ!
リネン棚から出したハンドタオルをお湯で濡らし、ゴシゴシ拭いた。擦れた肌が赤くなろうと、当然隠しきれる訳もなく。
これ、俺、今日服脱げなくないか?
…………
勘弁しろよ
今日まですげぇ我慢して、めちゃくちゃ楽しみにしてたんだけど
もちろんヤルだけが目的じゃない。でもやっと先生と生徒から抜け出せた、のに……
お祝いを貰うと称して、真純ちゃんを押し倒そうと思っていた予定が崩れ去る。
っとに皐月のヤツ!!
怒り心頭とはこの事。
煮え返る頭を冷ますため、もう一度シャワーを浴びることにした。
むしゃくしゃしながら頭からシャワーを浴びた。本日二回目、全身を泡で覆って洗い流す。
熱いシャワーに少しはさっぱりしたと思ったのに…
「鍛えてるねー」
ノックもなしに入ってきた皐月に振り出しに戻ってしまった。
コイツ……
無視してドライヤーをかけていたら、あろう事か腰に巻いたバスタオルに手が伸びてきた。
「何」
叩き落とすように払いのけ、身体を引く。
「こっちもオトナになったかなぁと思って」
普通にしていれば見えない。それはつまり、そういう誤解を招きかねないという事で。
皐月のヤツ!
リネン棚から出したハンドタオルをお湯で濡らし、ゴシゴシ拭いた。擦れた肌が赤くなろうと、当然隠しきれる訳もなく。
これ、俺、今日服脱げなくないか?
…………
勘弁しろよ
今日まですげぇ我慢して、めちゃくちゃ楽しみにしてたんだけど
もちろんヤルだけが目的じゃない。でもやっと先生と生徒から抜け出せた、のに……
お祝いを貰うと称して、真純ちゃんを押し倒そうと思っていた予定が崩れ去る。
っとに皐月のヤツ!!
怒り心頭とはこの事。
煮え返る頭を冷ますため、もう一度シャワーを浴びることにした。
むしゃくしゃしながら頭からシャワーを浴びた。本日二回目、全身を泡で覆って洗い流す。
熱いシャワーに少しはさっぱりしたと思ったのに…
「鍛えてるねー」
ノックもなしに入ってきた皐月に振り出しに戻ってしまった。
コイツ……
無視してドライヤーをかけていたら、あろう事か腰に巻いたバスタオルに手が伸びてきた。
「何」
叩き落とすように払いのけ、身体を引く。
「こっちもオトナになったかなぁと思って」