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例えば、こんな...
第4章 先生と男子高生 #2
左手で腰を引き寄せ、白い肌にうっすら跡が残る程度に胸元を吸い上げていく。
「あっ、やっ……」
逃れようと必死に身を捩る真純ちゃんが可愛くて堪んない。
「こっここは……やっ」

はっ?
今ここは嫌って言った?
……ソファー、だから?

勝手にそう解釈して身体を起こす。そのまま真純ちゃんをソファーから横抱きに抱え上げた。
「ひゃん!」
驚いたように真純ちゃんが身体を竦める。
「たっ拓真くん?」
「場所、変えます」
「っ!」
瞬時に身体を緊張させて、顔をさらに赤く染めていく。
でも、大人しくなった。
「危ないので首に掴まって下さい」
声を掛けると素直に首に腕が絡んでくる。きゅっと縋り付かれて顔がにやける。
ぐいっと真純ちゃんの身体を自分の方へ引き寄せてソファーの後ろに回った。
「奥、入りますよ?」
「……」
拒む言葉がないことを了解と取って、奥の部屋に向かう。
脚を抱えた左手でドアノブを回し、足と肩で扉を押し開けて中に入った。
そっとベッドへ真純ちゃんを下す。でも、真純ちゃんの腕は首に絡んだままで
「……あ、明るいのは……ゃ」
小さな声が胸元から聞こえてきた。
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