この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
知らなくってもいい性
第9章 能力者
誰が待つか!
早く出口に着かないと。
いなくなったことをいいことに早足で進む。

ガンッ

後ろでまた何か私の空間に当たった。

「本当だ~。なんだこれ?」

「ね。どうボス?新しい仲間!
俺の彼女、能力者だった!」

カズキは案外早く帰ってきた。後ろなので見えないが、誰か連れている。

ただ、ボス?彼女?

あまりに気になるワードに思わず振り向いてしまった。

カズキの隣には少し長めの髪をぼさっとさせて、表情のあまり見えないひょろっとした男性が立っていた。

あれがボス?弱そう。
っていうかボスって?
何かの組織ごっこでもしているのだろうか?

「なっ!!」

でも何より驚いたのはさっき私の空間に当てたのはスパナだった。

このバリアを張ってなかったら、大怪我というか、死んでるかもしれないのに。なんて遠慮のないっ!!

これは気が緩められない。

ガンッ

「へぇ~、さっきより強く当てたのに全然ダメだね。」

ぼさっと頭はもう一度スパナを当ててきた。
その方法は手を使っていなかった。
念動力ってやつ?

「お~い、カズキー、さっきお前の彼女?がさぁ...ってあれ?何やってんの?ボスも一緒に。っていうかボス帰ってたの?」

「ついさっきね。しばらくはこっちで過ごすよ。」

ゲイのシューヤがやってきた。


...3対1になってしまった。
/122ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ