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知らなくってもいい性
第10章 絶望的
涎がだらだらと流れるのも気にせず、ひたすらチュパチュパと舐めあげる。尿道の先まで思い切り吸い上げて、ごくごくと喉を動かすような動きを繰り返す。

「あぁいい...そのまま舌をあまり動かさずに口の中すぼめといて。」

マッチョに頭を押さえつけられ、腰の動きが早くなる。
息がしづらくて苦しい。
けど、イかせようととにかく必死になる。

「あぁイクっ!そのまま口に含んどけよ。」

口の中に生臭いような苦味が広がる。

マッチョがチュポンッと口から抜いたけれど、あまりの生臭さに耐えられず吐き出した。

「ゲホッ、オェ」

パシッ

思い切り頬を叩かれた。

「出すな。って言っただろ。」

怒鳴るというより、低く落ち着いた口調だったが、その声にはやはり凄味があった。

パシッパシッ

さらに往復ビンタをくらう。

「次はちゃんとできるよな?」

「...はい。」

「まだ、従順じゃないからな。ちょっとお仕置きが必要だな。」

頬が痛い。これ以上何があるというんだろ。
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